養鱒場たより4月1日

 もう何年前になるだろう。
 出勤してふと!川を見ると、魚が白いお腹を見せて数匹死んでいた。
 それも海の魚である。
 なんでこんな山の中の川に海の魚がいるのだろうと?
 誰かが海で釣った魚を捨てだのだろう。
 でも不思議な出来事だった!
 その出来事がまた起こった。
 釣り池の網を外すと鱒と違う魚が泳いでいる。
 明らかに違う。
 キラキラした魚体を輝かせて泳いでいる。
 鱒と違いゆったりと泳いでいる。
 エ~と思いつつ捕まえてやろうと、タモでこいつを追っかけた。
 捕まえて見ると「アジ」のようだ。
 今度は食べてみようと思い、尖がった鱗を剥がしお腹を出し焼いてみた。
 どんな味かな?と思いつつ食べた。
 味は鱒だった。
 

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